成長期の子供にワイヤー矯正を行う意味とは?歯科医の視点で徹底解説

2026.01.15

成長期の矯正治療が持つ特別な意味

お子さまの歯並びが気になる・・・そんなご相談を、長尾歯科医院では日々いただいています。

「今すぐ始めるべき?」「もう少し様子を見た方がいい?」親御さんの迷いはよくわかります。

成長期の矯正治療には、大人になってからの矯正とは異なる大きなメリットがあります。

顎の骨が成長する時期だからこそ、歯が並ぶスペースを自然に確保でき、将来的に健康な歯を抜かずに済む可能性が高まるのです。

長尾歯科医院では、お口全体を一つの「機能」としてとらえた総合的な診断を大切にしています。

歯並びを整えることは、見た目のコンプレックス解消だけでなく、虫歯・歯周病・噛み合わせの問題を防ぐ健康のための治療と考えているからです。

ワイヤー矯正が成長期の子供に適している理由

矯正治療にはいくつかの方法がありますが、成長期の子供にワイヤー矯正が選ばれる理由があります。

ワイヤー矯正は、歯にブラケットという小さな装置を付け、ワイヤーで少しずつ歯を動かしていく基本的な矯正方法です。

重度の歯並びにも対応しやすく、安定した結果を目指せるのが大きな特徴です。

確実な歯の移動が可能

マウスピース矯正と比較して、ワイヤー矯正は強い力をかけられるため、複雑な歯の動きにも対応できます。

特に成長期の子供は、顎の骨が柔らかく歯が動きやすい時期であり、ワイヤー矯正の効果を最大限に活かせます

取り外しができないため、装着時間を守る自己管理が不要です。

お子さまが装置を外してしまう心配がなく、確実に治療を進められます。

さまざまな症例に適応できる

叢生(歯のガタガタ)、上顎前突(出っ歯)、空隙歯列(すきっ歯)など、幅広い歯並びの問題に対応できます。

抜歯をしなければならないほど歯並びの乱れがひどい場合でも、ワイヤー矯正であれば適応できるケースが多いでしょう。

顎の成長を利用した治療

成長期の子供は、顎の骨が成長する時期です。

この時期にワイヤー矯正を行うことで、顎の成長を良い方向に誘導し、歯が並ぶための十分なスペースを確保できる可能性が高まります

顎が小さく、永久歯が並びきらないことが予想される場合、顎を広げる装置と併用することで、将来的に健康な歯を抜かずに矯正治療ができる可能性が高まります。

成長期に矯正を始めるメリット

「矯正治療は大人になってからでもできる」そう思っている方もいらっしゃるかもしれません。

確かに大人の矯正治療も可能ですが、成長期に矯正を行うことには、大人にはない多くのメリットがあります。

永久歯の生えるスペースを確保できる

乳歯と永久歯が混在する混合歯列期(6歳〜12歳頃)は、永久歯がこれから生えてくる大切な時期です。

この時期に歯並びを整えることで、永久歯が正しい位置にスムーズに生えてくるよう誘導できます。

顎のスペースが足りずに歯が重なり合って生えてくる叢生を防いだり、その程度を軽減したりできます。

また、永久歯が適切な位置に生えることで、正しい噛み合わせが確立され、咀嚼機能の向上に繋がります。

精神的な負担が少ない

子どものうちは、自分の歯並びをそこまで気にしない場合も多いです。

また、友達にも矯正をしている子がいて、抵抗なく受け入れやすい環境でもあります。

歯並びのコンプレックスは、お子さまの笑顔を曇らせ、心理的な負担となることがあります。

歯並びが良くなることで、お子さま自身の自己肯定感が高まり、明るい性格形成にも繋がります。

治療期間の短縮・費用の軽減に繋がる可能性

子どものうちに顎の骨の成長を利用して基本的な問題を解決しておくことで、大人になってからの本格的な矯正治療の期間を短縮したり、治療をより簡潔なものにしたり、あるいは2期治療自体が不要になる可能性もあります。

結果として、総治療費の軽減にも繋がることがあります。

歯が動きやすく治療効果が高い

成長期の子供は、歯を支える骨の代謝が活発で、歯が動きやすい状態にあります。

そのため、大人と比較して治療期間が短く済む傾向があり、治療効果も高いといえます。

また、顎の成長を利用できるため、骨格的な問題にも対応しやすく、より理想的な治療結果を得られる可能性が高まります。

ワイヤー矯正の治療期間と流れ

ワイヤー矯正の治療期間は、歯並びの状態や年齢によって異なりますが、一般的には1年から2年半程度が目安です。

初診・相談

まずは、お子さまの歯並びやお口の状態を確認し、親御さんのご希望やご心配な点をお伺いします。

長尾歯科医院では、どんな小さなことでも丁寧に説明し、納得してから治療を進めることを徹底しています。

検査・診断

レントゲンや口腔内スキャンを用いた精密検査を行い、一本一本の歯の状態を把握します。

お口全体をひとつの単位として診ることで、見た目と機能、両方のバランスが取れた治療計画を立てます。

矯正装置の装着

治療計画に基づき、歯にブラケットを装着し、ワイヤーを通します。

最初は違和感がありますが、数日から1週間程度で慣れる方がほとんどです。

定期的な調整

通常、1ヶ月に1回程度の通院で、ワイヤーの調整を行います。

少しずつ歯を動かしていくため、痛みは比較的少なめですが、調整後数日は鈍い痛みを感じることがあります。

保定期間

歯並びが目標の状態まで整った後は、後戻りを防ぐために保定装置をつける必要があります。

保定期間は症例によって変わりますが、2年程度が目安です。

この期間も定期的な通院が必要となり、歯並びの安定を確認していきます。

長尾歯科医院の矯正治療へのこだわり

長尾歯科医院では、矯正治療を「見た目を整えるだけ」の治療とは考えていません。

お口全体の健康を守り、お子さまの将来を見据えた治療を提供しています。

総合的なお口のチェック

矯正だけでなく、虫歯・歯周病リスクまで把握し、今と未来の健康を一緒に考える診療をしています。

歯が重なって磨き残しが増えると虫歯・歯周病・口臭リスクが高まり、噛み合わせのズレは頭痛・肩こり・顎関節の負担につながります。

こうした「お口の中だけでは終わらない問題」に対して、お口全体をレントゲンなどでしっかりチェックし、総合的に診断して治療方針を提案します。

精密な診断で正確な治療計画

レントゲンなどを使い、歯1本1本の状態を細かく確認します。

だからこそ、お子さまに最適な治療方法を提案できます。

最新の機材・薬剤を積極的に取り入れ、「今できる最善」を提供する姿勢が特徴です。

自費治療は2年保証

治療後の不安を少しでもなくすために、保証プランをご用意しています。

定期的な検診で、治療後もずっと見守ります。

定期検診への参加が条件となりますが、安心して通える体制を整えています。

お支払いも柔軟に対応

治療費は決して安くありません。

だからこそ、負担の少ない支払い方法を選べるよう、現金一括、デンタルローン(ジャックス:デントキュア)、クレジットカードに対応しています。

無理なく続けられる形で矯正治療を始められます。

清潔で通いやすい環境

清潔感のある院内と、あいさつと笑顔を大切にした雰囲気づくりで、「歯医者が苦手」という方でも通いやすい環境を整えています。

お子さまがリラックスして治療を受けられるよう、スタッフ一同心がけています。

まとめ:お子さまの未来のために今できること

成長期の子供にワイヤー矯正を行う意味は、単に歯並びを整えるだけではありません。

顎の成長を利用して歯が並ぶスペースを確保し、将来的に健康な歯を抜かずに済む可能性を高めること。

虫歯・歯周病・噛み合わせの問題を防ぎ、お子さまの健康を守ること。

そして、自信を持って笑える笑顔を取り戻すこと。

長尾歯科医院では、お口全体を一つの「機能」としてとらえた総合的な診断・治療を行っています。

ワイヤー矯正は片顎につき220,000円から550,000円で、お支払い方法も柔軟に対応しています。

「もっと笑いたい」「口元に自信を持ちたい」そんな想いに寄り添う矯正治療を、大阪・淀屋橋の長尾歯科医院で始めてみませんか?

まずはお話を聞くところからスタートしますので、お気軽にご相談ください。

詳細はこちら:長尾歯科医院

監修医師

長尾歯科医院 院長 長尾 浩和

https://doctorsfile.jp/h/172503/df/1

経歴

大阪教育大学附属天王寺高校

朝日大学歯学部

2008年 長尾歯科医院 開業